先週に引き続き、英国のカードについての報告です。
義理の姉がロンドンで買ってきてくださったシンパシーカードは全部で10種類。
「ジョンルイス」というデパートのカード売り場で見つけたそうです。
ほぼすべてのカードの中身は白紙。
下段の2つのみ、カードの内側に「Thinking of you」と書いてありました。
写真では分かりにくいので、カードの表に書いてある文言をタイプしました。
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■下段左から
WITH SYMPATHY
WITH DEEPEST SYMPATHY
■下から2段目・左から
with you every step of the way(WWFへの寄付付き)
SYMPATHY(スズランの写真)
■中央(木漏れ日の森の写真)
ONE DAY AT A TIME
AND YOU WILL
FIND YOUR WAY
■上段左からアーチ状に
thinking of you (ティーカップに花束)
TEA and SYMPATHY (ピンクのティーポット:右下のカードに thinking of you X)
you're in my thoughts
with SYMPATHY
big hug x
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xはキスを意味するそうです。
sympathyは同情・共感・思いやりのような意味。
Thinking of you は「あなたのことを想っています」という意味です。
個人的には、日本の慣用句「お悔やみ申し上げます」よりも
英国の「あなたのことを想っています」の方が
より遺族の気持ちに沿っているように感じて、好ましく感じます。
死別は悔やむべきものではなく、避けがたいこと。
死別に苦しむ方を思いやる気持ちを表すことは、
きっとご遺族の悲痛な気持ちを和らげてくれるのではないかと思います。
こういう言葉に囲まれて育った英国人によっては
「ありふれた言葉ばかり!」と感じてしまうのかもしれませんが。
将来、碧香堂のオリジナルシンパシーカードを作る際の
参考にしたいと思います。
※英国のシンパシーカードの習慣についてはこちらの記事をご覧ください。
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